経歴・業績データ

教授 
道奥 康治 
ミチオク コウジ 
MICHIOKU Kohji 

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更新日:2020/10/09 

経歴
大阪大学  工学部土木工学科  助手  1979/04/01-1988/03/31 
大阪大学  教養部  非常勤講師  1986/04-1986/09 
近畿大学  理工学部  非常勤講師  1987/04-1989/03 
神戸大学  工学部  助教授~教授  1988/04/01-2014/03/31 
明石工業高等専門学校  非常勤講師  1989/10-1990/03 
カールスルーエ大学  客員研究員(アレクサンダー・フォン・フンボルト財団)  1989/12-1990/11 
徳山工業高等専門学校  非常勤講師  1997/12-1997/12 
神戸市立工業高等専門学校  非常勤講師  1999/04-2001/09 
京都大学  防災研究所  非常勤講師  2002/04/01-2005/03/31 
法政大学   デザイン工学部都市環境デザイン工学科  教授  2014/04/01-現在 

学歴
大阪大学  工学部  土木工学科  1977/03/25  卒業 
大阪大学大学院  工学研究科  土木工学専攻  博士前期  1979/03/25  修了 

学位
工学博士  大阪大学  1986/09/26 

教育・研究活動状況
《主な担当授業(過年度を含む)》
◯学部・高専など
土木工学通論,市民工学概論,市民工学倫理
資源・材料とエネルギー
創造思考ゼミナールⅠ,Ⅱ
水理学Ⅰ,水理学Ⅱ
測量学Ⅰ,測量学Ⅱ,測量学実習
水理学演習Ⅰ,水理学演習Ⅱ,水工実験設計
河川工学,陸水工学,水文学,海岸工学,港湾工学
水圏環境工学,環境水工学,水質管理工学,水資源工学
●大学院
水理学特論,流域マネジメント
先端融合科学特論
水圏物質輸送論,陸水環境論,陸水域の環境
水資源論

《主な学内業務(前任地などを含む)》
学科長(専攻長)2回,教務委員2回
学生委員長
全学委員:保険管理センター運営委員,学生委員,全学共通教育運営委員(応用科学技術部会長)
工学部公開講座委員
技術センター運営委員
FDなどピアレビューの提案・試行
教室内の諸WG長(カリキュラム,FDなど)
21COE「安全と共生の都市環境デザイン戦略」 

研究分野
環境水理学 
河川工学 

研究キーワード
河川工学 
環境水理学 
密度流 
乱流 
貯水池水理 
水質解析 
曝気循環 
洪水流解析 
河川構造物 
移動床水理 

研究テーマ
貯水池の水質水理  水温成層,貧酸素化,密度流  1979-現在 
河道内樹林の水理・生態特性  河川工学  2007-現在 
浸出水の水質浄化  廃棄物,浸出水,窒素除去  2007-現在 
湛水区間の河川地形解析  河川地形,土砂輸送  2012-現在 
深層曝気を考慮した貯水池水質の生態系モデルの構築  深層曝気を考慮した貯水池水質の生態系モデルの構築 
捨石河川構造物のモデル化  捨石河川構造物のモデル化 
停滞性海域の水質浄化  停滞性海域の水質浄化 
ゴミ埋め立て処分場の浸出水処理に関する研究  ゴミ埋め立て処分場の浸出水処理に関する研究 

受託・共同・寄附研究実績
水文確率特性と樹木生態・伐採を考慮した河道内樹木の消長解析と河川管理への適用(代表)  2010-2011  その他 
廃棄物堆積層からの浸出水の簡易浄化技術の開発(代表)  2008-2009  その他 
捨石粗朶材料を用いた堤防護岸工の流水制御・環境機能の研究(代表)  2004-2005  その他 
陸水域における熱環境指標の地域分布特性に関する研究(代表)  1995-1996  その他 
貯水池取水口周辺の局所洗堀と土砂混入防止に関する研究(代表)  1994-1995  その他 
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競争的資金等の研究課題
自然材料を利用した水工構造物の学理構築と公式化(代表)  科学研究費  基盤研究(C)  日本学術振興会  科学研究費  2017/04/01-2021/03/31 
河川環境の自律的再生を誘導する河道の維持・改修技術の体系化(代表)  科学研究費  基盤研究(B)一般  2014/04/01-2017/03/31 
河川の疎通能力を確保するための樹林啓開の最適化に関する水理計画学研究(代表)  科学研究費  挑戦的萌芽研究  2014/04/01-2016/03/31 
河道内樹林の消長機構に関する水理・生態学的解析と持続的河川管理に向けた戦略研究(代表)  科学研究費  基盤研究(B)一般  2011/04-2014/03 
流域圏の自然共生度分析と地域再整備への適用(代表)  科学研究費  挑戦的萌芽研究  2010/04-2012/03 
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著書
ダムの科学 改訂版  ダム工学会近畿・中部ワーキンググループ  4-7 ダム湖の水質を守る,4-11 ダム湖に棲む魚いろいろ  130-133, 146-147  SBクリエイティブ  2019/12/25 
水理公式集(2018年版)  道奥康治  7.1 噴流  141-145  土木学会  2019/03  978-4-8106-0835-9  水工学委員会では平成11 年度「水理公式集」を改訂し、この度「水理公式集2018 年版」を発刊した。水工学の基礎事項とともに、目覚しい進歩をとげたここ十数年 間の水工学の知見を取り入れ、それらを公式として体系的に整理し解説したものである。(1) 計画・設計などにおいて「公式」を利用する実務者、(2) 基準、マニュアル・ガイドライン作成の拠り所を期待する行政、(3) 基礎研究の実用化の基準や自分の専門領域から少し外れたところの情報に期待する研究者、(4) 学生においては卒業論文・修士論文の作成や実学に触れる場面で、「水理公式集2018 年版」の活用が期待される。 
Open Channel Hydraulics, River Hydraulics Structures and Fluvial Geomorphology  Kohji Michioku, (Chapter 4), edited by Artur Radecki-Pawlik, Stefano Pagliara, Jan Hradecky  CHAPTER 4, Hydrodynamics of River Structures Constructed with Natural Materials  56-81  CRC Press, Taylor & Francis Group  2017/08/31  9781498730822  URL  This book presents practical hydraulic and river engineering research along with fluvial geomorphological concepts, and links the theoretical and practical knowledge of people working every day with rivers, streams, and hydraulic structures to fluvial geomorphology. Besides providing a guide for professionals, this book also provides material for students to acquire the knowledge and skills to rehabilitate rivers, streams, and waterways. 
日本土木史 平成3年~平成22年 -1991~2010-  公益社団法人 土木学会  第14章 人材育成 14.2 大学・大学院  1675-1686  丸善出版  2017/03/31  978-4-8106-0797-0  URL 
Micro- and Nanobubbles: Fundamentals and Application, Edited by Tsuge,H., "4.2 Purification of water quality"  Hideki Tsuge, et al.  109-123  Pan Stanford Publishing Pte. Ltd., Singapore  2014/08  978-981-4463-10-2  Significant pollutant loads have been yielded from catchments due to extensive human activities. This produces large amounts of nutrient and oxygen demanding substances such as organic matter and brings various negative impacts to the natural environment of rivers and oceans. In this section, two examples of micro-bubble aeration technology have being reported as a countermeasure against water quality troubles in a river catchment. The first topic is micro-bubble aeration to prevent deoxidation in reservoirs. The second is a micro-bubble technology for treatment of leachate from garbage-dumped landfill. 
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論文
(MISC)総説・解説(学術雑誌)  単著  ダムの科学と河川環境  道奥康治  ダム技術  ダム技術センター  407, 39-45  2020/08/22  0289-9639   地球規模で進む自然と社会の環境変化に適応するため,河川・流域管理に対しては弛まぬ進化と更新が求められている.多発する激甚水害を鑑みるまでもなく,ダムの使命と役割はかつてないほど重みを増しており,ダム機能の高度化・多様化が技術的課題となっている.一方,ダムは河川環境に対し最大規模のインパクトを与える構造物であるため,関連分野の科学技術を駆使して自然環境のレスポンスを緩和・最小化することがダム管理上の命題である.この小文だけで表題の議論を尽くせないことは自明であるが,本報では(1) 気候変動時代のダム湖の環境と課題,(2)流域とダム湖の環境,(3)石積み(ロックフィル)の川づくり,という三つの切り口から「ダムの科学と河川環境」を考えてみる. 
研究論文(国際会議プロシーディングス)  共著  Study on riverbed variation management by groin at a river confluence associated with the barrage water  Okamoto, Y., Nishio,J., Kanda, K., Michioku, K., Nakamura, F. and Kubo,H.  Proc. RIVER FLOW 2020  2020 Taylor & Francis Group, London  1-10  2020/07/07  978-0-367-62773-7  URL  The Kakogawa River, which has a catchment area of 1730 km2 and a length of 96.0 km, flows through Hyogo Prefecture in Japan. The influence of runoff due to barrage water and the Mino River tributary, combined with a meander in the river upstream from the large barrage on the Kakogawa River (Kakogawa Barrage), has promoted the development of a sandbar on the riverbank opposite the confluence. This sandbar, which has enlarged and become fixed, currently deflects the passage of water back to the left bank and has decreased the river’s usable water-surface area. To wash away the sandbar, a groin was installed in 2015. The purpose of this study was to survey the river’s topography in the vicinity of the Mino River confluence and identify the factors responsible for sandbar development using model experiments and numerical analysis. In addition, the function of the groin and the effects of changing its characteristics were verified. 
(MISC)総説・解説(学術雑誌)  共著  低平地等の水災害激甚化に対応した適応策推進上の重要課題  土木工学・建築学委員会 気候変動と国土分科会  日本学術会議提言  日本学術会議  1-32  2020/06/17  URL  気候変動の影響によって水災害が激甚化しています.防災のための施設整備を進めていくことはもちろんですが,それだけではなく,社会全体で互いに助け合っていくことが必要になっています.そのためには水災害リスクに関する認識を社会全体で共有することが出発点になると思います.提言では,(1)リスクの把握とリスク認識の共有,(2)未着手に近い重要検討課題について,これらを進めていくための提案を行っています. 
研究論文(学術雑誌)  単著  石積み堰の透過・伏没・越流解析と流況分類  道奥康治  土木学会論文集B1(水工学)  土木学会  76/ 1, 10-29  2020/04/20  2185-467X  https://doi.org/10.2208/jscejhe.76.1_10  URL  一次元解析により石積み堰における水位・流量の理論解が得られ,低水から高水に至るまでの範囲で出現する全ての流況が類型化された.(a) 水位が全区間にわたって堰より高く保たれ越流する場合(完全越流: Regime-S)から,(b) 上流区間では水位が堰より高いが堰区間の中央で流れが堰体に伏没する場合(部分越流: Regime-P),そして(c) 水位が堰より低く流れが堰体を伏流する場合(非越流: Regime-E)の全流況を対象に水面形や流量の理論解が実験値と比較され,本理論の妥当性が検証された.各regimeに対応する「水位H-流量Q」関係が統一的に整理され,6種類の流況が堰諸元と水理量によってH-Q図上に分類・表示された. 
研究論文(学術雑誌)  共著  豪雨イベントおよび土壌の湿潤性を考慮したダム貯水池上流域の崩壊地面積予測モデルの構築  秋山浩一・高橋大地・石川忠晴・道奥康治  土木学会論文集 B1(水工学)  土木学会  75/ 4  2019/10  気候変動に伴う豪雨頻度の増加を背景として,長期的な土砂動態の評価がダムの維持・管理上きわめて重要となっている.本研究では,豪雨発生と植生回復の影響を考慮してダム上流域崩壊地面積の経年変化を再現するモデルを検討し,その結果と貯水池堆砂量の経年変動との相関性について考察した.崩壊地面積の実績値は航空写真の画像解析により求めた.降水による斜面崩壊が流域地盤の湿潤条件と降雨強度に規定されると考え,飽和降水量に相当する長時間降水量と短時間降雨強度の両者に対して崩壊発生の閾値を設定した.このモデルを山形県寒河江貯水池流域に適用した結果,短時間降雨強度のみを考慮する従前のモデルより高い精度で崩壊地面積が再現されるとともに,貯水池内堆砂量時系列との相関性も向上した. 
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研究発表
口頭発表(基調)  気候変動下の総合治水と持続可能社会  武庫川の総合的な治水対策シンポジウム  2020/07/08  URL  近年の激甚な災害が頻発していることを背景に,武庫川では平成24年に河川整備計画を策定し,総合的な治水対策に取り組んでいる.整備計画策定から10年目の節目を迎えるにあたり,これまでの取り組みを振り返り今後の防災・減災対策を考えることを目的としてシンポジウムを開催した.「気候変動下の総合治水 と持続可能社会」と題した基調講演を行うとともに「豪雨災害の激甚化・頻発化を踏まえた武庫川の総合的な治水対策」をテーマとしたパネルディスカッションをコーディネートした. 
口頭発表(招待・特別)  ダムの科学と河川環境  ダム技術研究発表会(特別講演)  2020/01/23  機構変動下のダム環境と課題,グリーンインフラとしての森林流域がダムの水環境に果たす役割,ロックフィル構造を用いた河川構造物の水理学的研究,などの話題を提供した. 
口頭発表(基調)  持続可能な水工学に向けて  災害科学研究所研究交流会  2019/10/10  URL  近年,水災害の規模・頻度が増加していることを背景として,水工学が今後進むべき方向の一つを提起した.温暖化とともに災害外力が増大しているのみならず,社会システムの変化に起因する風水害の多様化・複合化・長期化が顕著となっている.社会資産が低平地に集中する三大都市圏では海面上昇を視野に入れたエスチュアリーの沿岸・河川防災が必要になるとともに,温暖化が水温を媒介として河川水系の水質・生態系に及ぼすマイナス影響を緩和・最小化することは不可欠である.持続可能社会を実現する上で防災・減災と水環境管理を同じ枠組みで一体的に進めることは必須の条件であり,水工学は社会・人文科学を取り込む学際化のみならず,地域社会との連携・協働の下で展開する超学際的知識体系へと進化しなければならない. 
口頭発表(一般)  礫床河川における交互砂州の自然浄化機能  法政大学エコ地域デザイン研究センター2018年度年次報告会  2019/02/25  URL 
シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  パネルディスカッション:川の魅力発見と未来へつなぐ川づくり  ふるさと兵庫の川づくりシンポジウム(県政150周年記念事業)  2019/02/23  URL 
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受賞
兵庫県功労者表彰(県政功労)  2017/05/03  兵庫県政の伸展,公共の福祉増進への功労,県民の模範となった人物に対し,兵庫県知事が県民を代表して授与する賞. 
ダム工学会著作賞  ダムの科学(分担執筆)  2016/05/31 
河川整備基金助成事業成果表彰  水文確率特性と樹木生態・伐採を考慮した河道内樹林の象徴解析と河川管理への適用  2011/10  河川整備基金助成を受けた研究成果の中から優れたもの対し授与される表彰 
土木学会論文賞  貯水池の有機汚濁と深水層における逆転水温層・高塩分水塊の消長について  2004/05/28  【土木学会表彰規定より】論文賞は、原則として、土木学会誌、土木学会論文集、その他土木学会の刊行物に研究、計画、設計、施工、考案、維持管理などに関する論文を発表し、独創的な業績を挙げ、これが土木工学における学術・技術の進歩、発展に顕著な貢献をなしたと認められる論文の著者に授与する。ただし、候補論文は単一の論文とする。 
土木学会論文奨励賞  停滞成層水域内の鉛直混合機構と水温構造の解析に関する研究  1987/05/28  【土木学会表彰規定より】論文奨励賞は、原則として、土木学会誌、土木学会論文集、その他土木学会の刊行物に研究、計画、設計、施工、考案、維持管理などに関する論文を発表し、これが土木工学における学術・技術の進歩、発展に寄与し、独創性と将来性に富むものと認められた若手研究者で、受賞者の年齢が受賞年の4月1日現在で満35歳未満である者に授与する。 
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担当授業科目
水理学2 
河川環境工学 
導入ゼミナール 
工学実験2 
卒業研究1 
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教育実績
湖やダムの水環境, 開明高校大学体験  2003/12-現在 
湖やダムの水環境,北摂三田高校一日大学体験講座  2003/07-現在 
ズーム・イン・かわ -水害に学ぶ- 土木学会関西支部,土木文化講座  2000/09-現在  湊川中学校 
水環境の創生技術  1993/07-現在  神戸大学工学部公開講座サマースクール 
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社会貢献活動
大阪府 都市基盤施設維持管理技術審議会委員  2013/11-2014/03 
国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所 淀川維持管理技術検討会委員  2013/11-2014/03 
兵庫県 今後の社会基盤整備のあり方に関する有識者委員会委員  2013/10-2014/03 
神戸市環境影響評価審査会委員  2013/09-2014/10 
兵庫県丹波県民局 丹波東部(竹田川流域圏)地域総合治水推進協議会委員  2013/07-2014/03 
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所属学協会
日本工学アカデミー  2016/04/01-現在 
ダム工学会  2015/09/01-現在 
日本河川協会  2004/04/01-現在 
日本学術会議  2003/10-2020/09 
日本混相流学会  1993/07-2014/03 
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