経歴・業績データ

道奥 康治
更新日:2022/09/29
教授
ミチオク コウジ
道奥 康治
なし

経歴

  1. 1979/04/01-1988/03/31大阪大学工学部土木工学科助手
  2. 1986/04-1986/09大阪大学教養部非常勤講師
  3. 1987/04-1989/03近畿大学理工学部非常勤講師
  4. 1988/04/01-2014/03/31神戸大学工学部助教授~教授
  5. 1989/10-1990/03明石工業高等専門学校非常勤講師
  6. 1989/12-1990/11カールスルーエ大学客員研究員(アレクサンダー・フォン・フンボルト財団)
  7. 1997/12-1997/12徳山工業高等専門学校非常勤講師
  8. 1999/04-2001/09神戸市立工業高等専門学校非常勤講師
  9. 2002/04/01-2005/03/31京都大学防災研究所非常勤講師
  10. 2014/04/01-現在法政大学 デザイン工学部都市環境デザイン工学科教授

学歴

  1. 大阪大学1977/03/25工学部土木工学科卒業
  2. 大阪大学大学院1979/03/25工学研究科土木工学専攻博士前期修了

学位

  1. 工学博士大阪大学1986/09/26

教育・研究活動状況

《主な担当授業(過年度を含む)》
◯学部・高専など
土木工学通論,市民工学概論,市民工学倫理
資源・材料とエネルギー
創造思考ゼミナールⅠ,Ⅱ
水理学Ⅰ,水理学Ⅱ
測量学Ⅰ,測量学Ⅱ,測量学実習
水理学演習Ⅰ,水理学演習Ⅱ,水工実験設計
河川工学,陸水工学,水文学,海岸工学,港湾工学
水圏環境工学,環境水工学,水質管理工学,水資源工学
●大学院
水理学特論,流域マネジメント
先端融合科学特論
水圏物質輸送論,陸水環境論,陸水域の環境
水資源論

《主な学内業務(前任地などを含む)》
学科長(専攻長)2回,教務委員2回
学生委員長
全学委員:保険管理センター運営委員,学生委員,全学共通教育運営委員(応用科学技術部会長)
工学部公開講座委員
技術センター運営委員
FDなどピアレビューの提案・試行
教室内の諸WG長(カリキュラム,FDなど)
21COE「安全と共生の都市環境デザイン戦略」

研究分野

  1. 社会基盤(土木・建築・防災)水工学環境水理学
  2. 社会基盤(土木・建築・防災)水工学河川工学

研究キーワード

  1. 河川工学
  2. 環境水理学
  3. 密度流
  4. 乱流
  5. 貯水池水理
  6. 水質解析
  7. 曝気循環
  8. 洪水流解析
  9. 河川構造物
  10. 移動床水理
  11. River engineering
  12. Environmental hydraulics
  13. Density current
  14. Turbulence
  15. Reservoir hydrodynamics
  16. Water quality analysis
  17. Micro-bubble aeration
  18. Flood flow analysis
  19. River structure
  20. Fluvial hydraulics

研究テーマ

  1. 貯水池の水質水理水温成層,貧酸素化,密度流1979-現在
  2. 河道内樹林の水理・生態特性河川工学2007-現在
  3. 浸出水の水質浄化廃棄物,浸出水,窒素除去2007-現在
  4. 湛水区間の河川地形解析河川地形,土砂輸送2012-現在
  5. 深層曝気を考慮した貯水池水質の生態系モデルの構築深層曝気を考慮した貯水池水質の生態系モデルの構築
  6. 捨石河川構造物のモデル化捨石河川構造物のモデル化
  7. 停滞性海域の水質浄化停滞性海域の水質浄化
  8. ゴミ埋め立て処分場の浸出水処理に関する研究ゴミ埋め立て処分場の浸出水処理に関する研究

受託・共同・寄付研究実績

  1. 水文確率特性と樹木生態・伐採を考慮した河道内樹木の消長解析と河川管理への適用(代表)2010-2011その他
  2. 廃棄物堆積層からの浸出水の簡易浄化技術の開発(代表)2008-2009その他
  3. 捨石粗朶材料を用いた堤防護岸工の流水制御・環境機能の研究(代表)2004-2005その他
  4. 陸水域における熱環境指標の地域分布特性に関する研究(代表)1995-1996その他
  5. 貯水池取水口周辺の局所洗堀と土砂混入防止に関する研究(代表)1994-1995その他

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 日本学術振興会科学研究費助成事業石積み水工構造物の治水・利水・環境機能に関する総合評価(代表)基盤研究(C)2022/04/01-2025/03/31競争的資金低水から高水に至る様々な流況を想定し,石積みの井堰,水制,床止め工が配備された河川における長期不定流解析を実施して,石積み構造物の耐荷力,流れ・流砂の制御,ハビタット・水質浄化など総合機能を明らかにする.本研究によって,石積み構造物の長所・短所に配慮し流況に応じて構造部材を補強・修復することを前提とする多自然川づくりの技術革新が進む.各構造物本来の基本性能に加えて環境・修景機能など多自然川づくりにおける河川構造物の付加価値が明示され,河川の治水・利水・環境保全に貢献する石積み構造物の水工設計が可能となる.
  2. 日本学術振興会科学研究費自然材料を利用した水工構造物の学理構築と公式化(代表)基盤研究(C)2017/04/01-2021/03/31競争的資金
  3. 河川環境の自律的再生を誘導する河道の維持・改修技術の体系化(代表)基盤研究(B)一般2014/04/01-2017/03/31競争的資金
  4. 河川の疎通能力を確保するための樹林啓開の最適化に関する水理計画学研究(代表)挑戦的萌芽研究2014/04/01-2016/03/31競争的資金
  5. 河道内樹林の消長機構に関する水理・生態学的解析と持続的河川管理に向けた戦略研究(代表)基盤研究(B)一般2011/04-2014/03競争的資金

書籍等出版物

  1. ダムの科学 改訂版ダム工学会近畿・中部ワーキンググループ4-7 ダム湖の水質を守る,4-11 ダム湖に棲む魚いろいろ130-133, 146-147SBクリエイティブ2019/12/25
  2. 水理公式集(2018年版)道奥康治7.1 噴流141-145土木学会2019/03978-4-8106-0835-9水工学委員会では平成11 年度「水理公式集」を改訂し、この度「水理公式集2018年版」を発刊した。水工学の基礎事項とともに、目覚しい進歩をとげたここ十数年間の水工学の知見を取り入れ、それらを公式として体系的に整理し解説したものである。(1) 計画・設計などにおいて「公式」を利用する実務者、(2) 基準、マニュアル・ガイドライン作成の拠り所を期待する行政、(3) 基礎研究の実用化の基準や自分の専門領域から少し外れたところの情報に期待する研究者、(4) 学生においては卒業論文・修士論文の作成や実学に触れる場面で、「水理公式集2018 年版」の活用が期待される。
  3. Open Channel Hydraulics, River Hydraulics Structures and Fluvial GeomorphologyKohji Michioku, (Chapter 4), edited by Artur Radecki-Pawlik, Stefano Pagliara, Jan HradeckyCHAPTER 4, Hydrodynamics of River Structures Constructed with Natural Materials56-81CRC Press, Taylor & Francis Group2017/08/319781498730822URLThis book presents practical hydraulic and river engineering research along with fluvial geomorphological concepts, and links the theoretical and practical knowledge of people working every day with rivers, streams, and hydraulic structures to fluvial geomorphology. Besides providing a guide for professionals, this book also provides material for students to acquire the knowledge and skills to rehabilitate rivers, streams, and waterways.
  4. 日本土木史 平成3年~平成22年 -1991~2010-公益社団法人 土木学会第14章 人材育成 14.2 大学・大学院1675-1686丸善出版2017/03/31978-4-8106-0797-0URLURL_2
  5. Micro- and Nanobubbles: Fundamentals and Application, Edited by Tsuge,H., "4.2 Purification of water quality"Hideki Tsuge, et al.109-123Pan Stanford Publishing Pte. Ltd., Singapore2014/08978-981-4463-10-2Significant pollutant loads have been yielded from catchments due to extensive human activities. This produces large amounts of nutrient and oxygen demanding substances such as organic matter and brings various negative impacts to the natural environment of rivers and oceans. In this section, two examples of micro-bubble aeration technology have being reported as a countermeasure against water quality troubles in a river catchment. The first topic is micro-bubble aeration to prevent deoxidation in reservoirs. The second is a micro-bubble technology for treatment of leachate from garbage-dumped landfill.

論文

  1. 貯水池堆砂量推定モデルの構築と気候変動に伴う堆砂速度増大率の推定 -熊本県緑川ダム貯水池を対象として-2022/09/15高橋大地,石川忠晴,道奥康治ダム工学32/ 2, 141-152研究論文(学術雑誌)共著全球的気候変動に伴う豪雨増大によるダム堆砂量の増加が懸念されている。そこで本研究では熊本県にある緑川ダム貯水池を対象として降雨等の水文時系列データから貯水池堆砂量を推定するモデルを構築し,実測データと比較して再現性を検証した。続いて,21世紀末の降雨および流量倍率の推定値から堆砂量の倍率を推定したところ,RCP2.6に対して1.9倍,RCP8.5に対して3.2倍という結果を得た。このように大きな倍率の原因は,降雨強度の増大による崩壊地拡大と渓流における粗礫移動の活発化によると考えられた。
  2. Analysis of Flows through and over A Rubble Mound Weir and Classification of Flow Regime2022/04/21Kohji MICHIOKUJournal of JSCE10, 328-347研究論文(学術雑誌)単著10.2208/journalofjsce.10.1_328Japan Society for Civil EngineersA one-dimensional two-layer model was developed in order to examine the hydrodynamics of rubble mound weirs. First, depending on the water depth relative to the weir height, the flow was classified into three regimes: (a) “Regime-S, ” in which the weir was submerged along the whole reach, (b) “Regime-P, ” in which the weir was submerged only in the upstream reach, and (c) “Regime-E, ” where the weir was emerged in the whole reach. Second, each regime was further grouped under two sub-categories: (i) “B-flow” that is controlled by backwater from downstream of the weir, and (ii) “C-flow” that is controlled by a critical hydraulic depth appearing at the weir exit. Theoretical solutions for water surface profile and discharge rating curve were obtained for the six flow regimes and were validated in comparison with experimental data.
  3. ダムの科学と河川環境2020/08/22道奥康治ダム技術407, 39-45(MISC)総説・解説(学術雑誌)単著0289-9639ダム技術センター 地球規模で進む自然と社会の環境変化に適応するため,河川・流域管理に対しては弛まぬ進化と更新が求められている.多発する激甚水害を鑑みるまでもなく,ダムの使命と役割はかつてないほど重みを増しており,ダム機能の高度化・多様化が技術的課題となっている.一方,ダムは河川環境に対し最大規模のインパクトを与える構造物であるため,関連分野の科学技術を駆使して自然環境のレスポンスを緩和・最小化することがダム管理上の命題である.この小文だけで表題の議論を尽くせないことは自明であるが,本報では(1) 気候変動時代のダム湖の環境と課題,(2)流域とダム湖の環境,(3)石積み(ロックフィル)の川づくり,という三つの切り口から「ダムの科学と河川環境」を考えてみる.
  4. Study on riverbed variation management by groin at a river confluence associated with the barrage water2020/07/07Okamoto, Y., Nishio,J., Kanda, K., Michioku, K., Nakamura, F. and Kubo,H.Proc. RIVER FLOW 20201-10研究論文(国際会議プロシーディングス)共著https://doi.org/10.1201/b22619978-0-367-62773-7URL2020 Taylor & Francis Group, LondonThe Kakogawa River, which has a catchment area of 1730 km2 and a length of 96.0 km, flows through Hyogo Prefecture in Japan. The influence of runoff due to barrage water and the Mino River tributary, combined with a meander in the river upstream from the large barrage on the Kakogawa River (Kakogawa Barrage), has promoted the development of a sandbar on the riverbank opposite the confluence. This sandbar, which has enlarged and become fixed, currently deflects the passage of water back to the left bank and has decreased the river’s usable water-surface area. To wash away the sandbar, a groin was installed in 2015. The purpose of this study was to survey the river’s topography in the vicinity of the Mino River confluence and identify the factors responsible for sandbar development using model experiments and numerical analysis. In addition, the function of the groin and the effects of changing its characteristics were verified.
  5. 低平地等の水災害激甚化に対応した適応策推進上の重要課題2020/06/17土木工学・建築学委員会気候変動と国土分科会日本学術会議提言1-32(MISC)総説・解説(学術雑誌)共著URL日本学術会議気候変動の影響によって水災害が激甚化しています.防災のための施設整備を進めていくことはもちろんですが,それだけではなく,社会全体で互いに助け合っていくことが必要になっています.そのためには水災害リスクに関する認識を社会全体で共有することが出発点になると思います.提言では,(1)リスクの把握とリスク認識の共有,(2)未着手に近い重要検討課題について,これらを進めていくための提案を行っています.

講演・口頭発表等

  1. 気候変動下の総合治水と持続可能社会武庫川の総合的な治水対策シンポジウム2020/07/08口頭発表(基調)URL近年の激甚な災害が頻発していることを背景に,武庫川では平成24年に河川整備計画を策定し,総合的な治水対策に取り組んでいる.整備計画策定から10年目の節目を迎えるにあたり,これまでの取り組みを振り返り今後の防災・減災対策を考えることを目的としてシンポジウムを開催した.「気候変動下の総合治水と持続可能社会」と題した基調講演を行うとともに「豪雨災害の激甚化・頻発化を踏まえた武庫川の総合的な治水対策」をテーマとしたパネルディスカッションをコーディネートした.
  2. ダムの科学と河川環境ダム技術研究発表会(特別講演)2020/01/23口頭発表(招待・特別)機構変動下のダム環境と課題,グリーンインフラとしての森林流域がダムの水環境に果たす役割,ロックフィル構造を用いた河川構造物の水理学的研究,などの話題を提供した.
  3. 持続可能な水工学に向けて災害科学研究所研究交流会2019/10/10口頭発表(基調)URL近年,水災害の規模・頻度が増加していることを背景として,水工学が今後進むべき方向の一つを提起した.温暖化とともに災害外力が増大しているのみならず,社会システムの変化に起因する風水害の多様化・複合化・長期化が顕著となっている.社会資産が低平地に集中する三大都市圏では海面上昇を視野に入れたエスチュアリーの沿岸・河川防災が必要になるとともに,温暖化が水温を媒介として河川水系の水質・生態系に及ぼすマイナス影響を緩和・最小化することは不可欠である.持続可能社会を実現する上で防災・減災と水環境管理を同じ枠組みで一体的に進めることは必須の条件であり,水工学は社会・人文科学を取り込む学際化のみならず,地域社会との連携・協働の下で展開する超学際的知識体系へと進化しなければならない.
  4. 礫床河川における交互砂州の自然浄化機能法政大学エコ地域デザイン研究センター2018年度年次報告会2019/02/25口頭発表(一般)URL
  5. パネルディスカッション:川の魅力発見と未来へつなぐ川づくりふるさと兵庫の川づくりシンポジウム(県政150周年記念事業)2019/02/23シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)URL

受賞

  1. 2017/05/03兵庫県功労者表彰(県政功労)兵庫県政の伸展,公共の福祉増進への功労,県民の模範となった人物に対し,兵庫県知事が県民を代表して授与する賞.
  2. 2016/05/31ダム工学会著作賞ダムの科学(分担執筆)
  3. 2011/10河川整備基金助成事業成果表彰水文確率特性と樹木生態・伐採を考慮した河道内樹林の象徴解析と河川管理への適用河川整備基金助成を受けた研究成果の中から優れたもの対し授与される表彰
  4. 2004/05/28土木学会論文賞貯水池の有機汚濁と深水層における逆転水温層・高塩分水塊の消長について【土木学会表彰規定より】論文賞は、原則として、土木学会誌、土木学会論文集、その他土木学会の刊行物に研究、計画、設計、施工、考案、維持管理などに関する論文を発表し、独創的な業績を挙げ、これが土木工学における学術・技術の進歩、発展に顕著な貢献をなしたと認められる論文の著者に授与する。ただし、候補論文は単一の論文とする。
  5. 1987/05/28土木学会論文奨励賞停滞成層水域内の鉛直混合機構と水温構造の解析に関する研究【土木学会表彰規定より】論文奨励賞は、原則として、土木学会誌、土木学会論文集、その他土木学会の刊行物に研究、計画、設計、施工、考案、維持管理などに関する論文を発表し、これが土木工学における学術・技術の進歩、発展に寄与し、独創性と将来性に富むものと認められた若手研究者で、受賞者の年齢が受賞年の4月1日現在で満35歳未満である者に授与する。

担当授業科目

  1. 2017春学期水理学2講義
  2. 2017春学期河川環境工学講義
  3. 2017春学期導入ゼミナール実習・実験
  4. 2017春学期工学実験2実習・実験
  5. 2017春学期卒業研究1演習

教育実績

  1. 湖やダムの水環境, 開明高校大学体験教育方法・教育実践に関する発表、講演等2003/12-現在
  2. 湖やダムの水環境,北摂三田高校一日大学体験講座教育方法・教育実践に関する発表、講演等2003/07-現在
  3. ズーム・イン・かわ -水害に学ぶ- 土木学会関西支部,土木文化講座教育方法・教育実践に関する発表、講演等2000/09-現在湊川中学校
  4. 水環境の創生技術教育方法・教育実践に関する発表、講演等1993/07-現在神戸大学工学部公開講座サマースクール

社会貢献活動

  1. 大阪府 都市基盤施設維持管理技術審議会委員2013/11-2014/03
  2. 国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所 淀川維持管理技術検討会委員2013/11-2014/03
  3. 兵庫県 今後の社会基盤整備のあり方に関する有識者委員会委員2013/10-2014/03
  4. 神戸市環境影響評価審査会委員2013/09-2014/10
  5. 兵庫県丹波県民局 丹波東部(竹田川流域圏)地域総合治水推進協議会委員2013/07-2014/03

所属学協会

  1. 2016/04/01-現在日本工学アカデミー
  2. 2015/09/01-現在ダム工学会
  3. 2004/04/01-現在日本河川協会
  4. 2003/10-2020/09日本学術会議
  5. 1993/07-2014/03日本混相流学会