鈴木 善晴 教授(Yoshiharu SUZUKI)博士(工学)

鈴木 善晴(Yoshiharu SUZUKI)教授
所  属環境システム系
研究室名水文気象環境研究室
専門分野水文気象学、水文環境学
担当講義水理学1及演習、水文気象学、流域水文学、工学実験2(水圏環境)、総合演習、数学1及演習、数学2及演習、プログラミング及演習、応用水文学(大学院)、都市環境デザイン工学基礎1(大学院)
主な研究テーマ

(1)集中豪雨などの降水現象の解明と工学・防災への応用

(2)温暖化や大気汚染を中心とした地球環境問題の影響評価

(3)土地利用や水文特性を考慮した適切な流域管理の実現

(4)江戸城外濠における水環境と水循環に関する観測・研究

Eメールy-suzuki(at)hosei.ac.jp
環境問題の解決や気象災害の軽減を目指して

 近年の地球温暖化や発展途上国の近代化等によって自然環境・地球環境が大きく変化し、集中豪雨による被害の多発や環境の酸性化など、我々を取り巻く都市の環境や気候もまた大きな影響を受けることが予想されます。当研究室では、このような地球環境の問題や気象災害の問題を対象に、その影響の予測や対策の検討を行っています。

 特に最近は、大気中に物質を散布することで降水促進や豪雨抑制を目指すクラウド・シーディングに関する研究、地球温暖化の進行に伴う大気環境場や豪雨イベントの将来変化に関する研究、土地利用の変化が降水現象や熱環境・風環境に与える影響に関する研究などに力を入れています。また、江戸城外濠における水環境改善策の検討や東アジアにおける大気浮遊物質の越境汚染に関する研究など、「人類と自然環境がいかに共存するか」をテーマに、水工学(河川や水資源などを扱う学問)や水文学(水循環や水環境などを扱う学問)に関連する研究に取り組んでいます。

都市を取り巻く水循環・水環境都市を取り巻く水循環・水環境

東アジアにおけるSO2の移流拡散東アジアにおけるSO2の移流拡散

MORE