コンクリートの一生を考える
コンクリート構造物は、これまでメンテナンスフリーと思われてきました。しかしながら、コンクリートは常に人の手をかけていないと、弱く脆くなることが明らかになってきています。硬化時の水和発熱によるひび割れや乾燥収縮ひび割れ、塩化物の浸透による鉄筋の腐食、火災によるコンクリートの崩壊等コンクリート構造物の寿命を縮める要因は多種多様であり、これらの原因を明らかにし、それらをどのようになくすかが、コンクリートを長持ちさせる秘訣といえます。また、資源の有効利用や環境保全を前提とした材料開発も重要な課題といえます。
当研究室では、コンクリートの収縮によるひび割れのメカニズムの解明やコンクリートの経年劣化の予測技術、非破壊によるコンクリート内部の診断技術、縮尺鉄筋模型による立体視等に関する研究を行っています。コンクリートに木の持つしなやかさ、通気性、組織の緻密さ、温かさを取り込み、日本の風土に合ったコンクリートを造っていくのが当研究室の目標です。

コンクリートの内部を探る
コンクリートも塩分を控えめにしないと、体調が悪くなります(塩害といいます)。レーダを使ってコンクリートの中の塩分量を調べる研究をしています。コンクリートドクターといったところです。
研究室活動の特徴(学生による研究室紹介)
橋梁やトンネルなどの社会資本は、長期間にわたって性能を保って有効活用することが不可欠です。本研究室ではコンクリート材料に着目して、4つのグループに分かれて研究に取り組んでいます。グループは,以下の4つからなっています。耐久性に影響を与えるひび割れの発生メカニズムに関する研究を行う熱物性Gr、非破壊による耐久性評価法の開発を行う耐久性Gr、塩害や中性化などの複合劣化とコンクリートの細孔構造の関係に関する研究を行う調査・分析Gr、ミニチュア鉄筋を用いた模型実験による構造性能評価に関する研究を行うミニ建Grです。
材料系の実験は決して1日で終わる実験ではなく、長期的にデータを収集し、結果を判断する必要があります。また、実験は決して一人ではできず、みんなで協力し合いながら行います。大変ではありますが、多くの実験に取り組むほど仲間との絆を深めることができます。また、自分自身の研究だけではなく、学会発表や企業からの委託研究、他大学との共同研究など、多岐にわたって意欲的に取り組みます。様々な人と関わる機会があるため、広い知見を持って研究を行うことができます。

Concrete Materials and Durability Design
Our laboratory is attempting to design concrete that has the flexibility, air permeability, minute tissue-like structure, and warmth organization of wood in order to generate a concrete that is suited for the Japanese climate. It is said that 1000-years-old wood will remain in good condition for another 1000 years. Wood is a material that can live two times. However, a piece of wood that can last 1000 years requires a skilled carpenter. A carpenter specializing in building shrines and palaces who can breathe life into wood might be like the old woodworker Geppetto in the story of Pinocchio. We want to breathe life into concrete so that it can last for 1000 years with wood-like characteristics that are more suitable for the Japanese climate. In order to do so, we are studying methods to prevent the generation of cracks in concrete, taking on the role of "concrete doctors" and examining the causes of deterioration of concrete.
教職員
溝渕 利明(Toshiaki MIZOBUCHI)教授

- 専門分野/コンクリート材料学、構造物診断技術
- mizobuch(at)hosei.ac.jp
- 経歴・業績
- researchmap
岩田 雷太(Raita IWATA)教育技術嘱託

- 専門分野/都市設計、都市デザイン工学
大学院生(Doctor, Master)
ただいま準備中です
学部生(Bachelor)
ただいま準備中です
卒業生(OB・OG)
2024年度 卒業生・修了生
- 新井 智也
(修士卒) - 川野 祐貴
(修士卒) - 中江 安里
(修士卒) - 山本 陽向
(修士卒)
- 姜 明辰
(学部卒) - 小林 颯太
(学部卒) - 島田 勇聖
(学部卒) - 須藤 陽斗
(学部卒) - 中田 大智
(学部卒) - 楢崎 浩太郎
(学部卒)
2023年度 卒業生・修了生
- 新井 千尋
(学部卒) - 梅北 海人
(学部卒) - 木下 翔太
(学部卒) - 佐藤 七海
(学部卒) - 西浦 柊介
(学部卒) - 水口 寛斎
(学部卒) - 山口 皓生
(学部卒) - 李 晨暉
(学部卒)
2022年度 卒業生・修了生
- 佐野 俊介
(修士卒) - 髙橋 佑典
(修士卒) - 渡邉 貴子
(修士卒)
- 川野 祐貴
(学部卒) - 中江 安里
(学部卒) - 中島 絢音
(学部卒) - 灰谷 有紗
(学部卒) - 宮本 侑磨
(学部卒) - 山本 陽向
(学部卒)
2021年度 卒業生・修了生
- 掛 来実介
(修士卒)
- 池上 修斗
(学部卒) - 今村 海翔
(学部卒) - 井村 透
(学部卒) - 北 彗輝
(学部卒) - 染谷 悠介
(学部卒) - 連田 崚介
(学部卒) - 松原 徹平
(学部卒) - 渡邉 駿介
(学部卒)
2020年度 卒業生・修了生
- 中村 美咲
(修士卒)
- 新井 智也
(学部卒) - 大道 脩平
(学部卒) - 緒方 莉子
(学部卒) - 小澤 恵斗
(学部卒) - 久保田 匡勇
(学部卒) - 鎌田 逸希
(学部卒) - 佐野 俊介
(学部卒) - 高橋 佑典
(学部卒)
2019年度 卒業生・修了生
- 伊藤 均
(修士卒) - 大橋 佳世
(修士卒) - 岡田 修哉
(修士卒)
- 赤尾 陸馬
(学部卒) - 上坂 一平
(学部卒) - 尾関 遥
(学部卒) - 大野木 瞳
(学部卒) - 大貫 偉平
(学部卒) - 掛 来実
(学部卒) - 川﨑 一樹
(学部卒) - 佐々 凜太郎
(学部卒) - 坂本 俊介
(学部卒) - 都地 航平
(学部卒) - 藤原 茜
(学部卒) - 松下 凌大
(学部卒)
2018年度 卒業生・修了生
- 泉 宙希
(修士卒)
- 池端 帆南
(学部卒) - 清 智輝
(学部卒) - 久木田 聡
(学部卒) - 中村 美咲
(学部卒) - 坂東 真衣
(学部卒) - 内藤 大輝
(学部卒)
2017年度 卒業生・修了生
- 渡部 瑠依子
(修士卒)
- 池田 翔太
(学部卒) - 大橋 佳世
(学部卒) - 北畑 徹也
(学部卒) - 胡 楚茵
(学部卒) - 齋藤 滉太
(学部卒) - 佐藤 正弥
(学部卒) - 堀内 俊亮
(学部卒) - リュウ コウケイ
(学部卒)
2016年度 卒業生・修了生
- 面来 洋児
(修士卒)
- 東 裕人
(学部卒) - 泉 宙希
(学部卒) - 角屋 望
(学部卒) - 金子 貴也
(学部卒) - 金平 峻
(学部卒) - 佐藤 周平
(学部卒) - 鈴木 一矢
(学部卒) - 守田 京平
(学部卒)
2015年度 卒業生・修了生
- 赤池 弘之
(学部卒) - 猪俣 亘平
(学部卒) - 小田 昂洋
(学部卒) - 北川 知輝
(学部卒) - 堤 雅隆
(学部卒) - 西山 慎一郎
(学部卒) - 森 三四郎
(学部卒) - 山田 大樹
(学部卒) - 渡部 瑠依子
(学部卒)
2014年度 卒業生・修了生
- 内田 真未
(修士卒) - 仙場 亮太
(修士卒) - 髙德 類
(修士卒)
- 尾内 陽介
(学部卒) - 小山 塁
(学部卒) - 佐藤 裕之
(学部卒) - 武井 斐史
(学部卒) - 中野 雅風
(学部卒) - 二子石 秀哉
(学部卒) - 面来 洋児
(学部卒)
2013年度 卒業生・修了生
- 兄父 貴浩
(修士卒)
- 池田 歩
(学部卒) - 池田 拓海
(学部卒) - 大竹 大也
(学部卒) - 春日 謙吾
(学部卒) - 桑野 梢
(学部卒) - 冨士原 徹平
(学部卒) - 長谷川 佑
(学部卒) - 広川 直人
(学部卒) - 福田 赳也
(学部卒)
2012年度 卒業生・修了生
- 浅井 壮
(修士卒) - 池田 大樹
(修士卒) - 橋本 亮良
(修士卒)
- 飯島 光
(学部卒) - 内田 匠一
(学部卒) - 内田 真未
(学部卒) - 遠藤 悠輔
(学部卒) - 柿本 啓太郎
(学部卒) - 河崎 圭一郎
(学部卒) - 仙場 亮太
(学部卒) - 髙德 類
(学部卒) - 中村 一平
(学部卒) - 圓井 昇太
(学部卒)
2011年度 卒業生・修了生
- 小菅 望
(修士卒) - 竹内 直也
(修士卒) - 橘 夏海
(修士卒) - 細川 大介
(修士卒) - 村田 和哉
(修士卒)
- 赤井 喬
(学部卒) - 兄父 貴浩
(学部卒) - 久慈 あすみ
(学部卒) - 水野 政善
(学部卒) - 山岸 力斗
(学部卒)
2010年度 卒業生・修了生
- 今野 浩孝
(修士卒) - 田中 峻
(修士卒) - 綱島 隆将
(修士卒) - 松土 雄紀
(修士卒)
- 赤熊 宏哉
(学部卒) - 池田 大樹
(学部卒) - 大森 悠起子
(学部卒) - 黒部 瑛介
(学部卒) - 多田 里美
(学部卒) - 寺田 弘基
(学部卒) - 日野 陽太
(学部卒) - 吉田 昇平
(学部卒)
経歴・業績データ
更新日:2024/06/20

教授
ミゾブチ トシアキ
溝渕 利明
- mizobuch(at)hosei.ac.jp
- 経歴
- 1.1984/04/01-1993/03/30 鹿島建設株式会社技術研究所 土木部第2研究室
- 2.1993/04/01-1996/05/30 鹿島建設株式会社 広島支店 温井ダム工事事務所
- 3.1996/06/01-1999/09/30 鹿島建設株式会社技術研究所 第2研究部第2研究室
- 4.1999/10/01-2001/03/31 鹿島建設株式会社技術研究所 LCE(Life Cycle Engineering)プロジェクトチーム
- 5.2001/04/01-2003/03/01 法政大学 工学部土木工学科 専任講師
- 6.2003/04/01-2004/03/31 法政大学 工学部土木工学科 助教授
- 7.2004/04/01-2007/03/31 法政大学 工学部都市環境デザイン工学科 教授
- 8.2007/04/01-現在 法政大学 デザイン工学部 都市環境デザイン工学科 教授
- 2.1993/04/01-1996/05/30 鹿島建設株式会社 広島支店 温井ダム工事事務所
- 1.1984/04/01-1993/03/30 鹿島建設株式会社技術研究所 土木部第2研究室
- 学歴
- 1.名古屋大学 1982 工学部 土木工学科 卒業
- 2.名古屋大学 1984 工学研究科 土木工学 博士前期 修了
- 学位
- 1.博士(工学) 名古屋大学
- 研究分野
- 1.社会基盤(土木・建築・防災) 土木材料、施工、建設マネジメント コンクリート材料
- 研究キーワード
- 1.コンクリートのひび割れ発生メカニズムに関する研究
- 2.火災によるコンクリートの劣化シミュレーションに関する研究
- 3.高付加価値コンクリート(インテリジェントコンクリート)の開発
- 4.非破壊によるコンクリート中の塩分量評価に関する研究
- 5.コンクリートのひび割れ制御技術に関する研究
- 6.縮尺鉄筋による立体視能力向上に関する研究
- 7.簡易物性評価試験法による温度応力解析の高精度化に関する研究
- 8.非破壊による鉄筋腐食進行の評価手法に関する研究
- 9.温度・湿度がコンクリートの力学的特性に及ぼす影響に関する研究
- 10.パイプクーリングによる熱除去効果に関する研究
- 11.Study on the crack behavior of the concrete
- 12.Study on degradation simulation of concrete caused by fire
- 13.Development of high performance concrete ( intelligent concrete)
- 14.Study on estimation of chloride ions in concrete using non-destructive test
- 15.Study on crack control of concrete structures
- 16.Study on development of ability of stereoscopic vision using contraction scale re-bar
- 17.簡易温度ひび割れ評価システム構築のための検討
- 18.セメントの水和発熱に伴うひび割れ発生限界に関する検討
- 19.混和材を多量添加したコンクリートの諸物性
- 20.縮尺鉄筋を用いた鉄筋コンクリートのひび割れ特性
- 21.非破壊による鉄筋腐食進行評価検討
- 22.赤外線を用いたコンクリート中の鉄筋腐食進行に関する研究
- 23.コンクリートダムのひび割れ評価に関する研究
- 24.マスコンクリート構造物のひび割れ幅解析に関する研究
- 論文
- 1.若材齢時のコンクリートの温度応力に関する研究 コンクリート,若材齢,温度応力 2001-現在
- 2.電磁波を用いた鉄筋コンクリート中の塩分量の推定に関する研究 電磁波,塩化物イオン,誘電率,振幅,コンクリート 鉄筋コンクリート中の塩化物量を非破壊で評価する手法として,電磁波による手法を用いて検討を行っている。研究は,塩化物量を変化させた供試体を用いて,経時的に電磁波計測を行っている。これまでの研究成果として,塩化物量を電磁波で測定する可能性を見出し,塩化物量の推定には比誘電率,振幅値,コンクリート中の水分量及び外気温が大きく影響していることが明らかとなっている。 2002-現在
- 3.火災時のコンクリートの挙動に関する研究 シミュレーション,火災,コンクリート剥落,高温 トンネル等の閉空間において火災が生じた場合,コンクリート表面部は高温に曝されることとなる.そこで,コンクリートの火害に関する研究の一環として,トンネルのような閉空間で火災が生じた場合に,覆工コンクリートの表面部がどの程度の温度まで上昇するか熱流解析を行っている.さらに,熱流解析の結果を基に,温度応力解析を実施し,コンクリートが高温に曝されることにより剥落する現象を表現するために,コンクリートの破壊基準を設けて,基準に達したコンクリートを徐々に削除する方法を用いて行い,より実際に近い形での解析方法の検討を行っている. 2003-現在
- 4.セメントの水和熱を利用したコンクリートのひび割れ制御に関する研究 パイプクーリング,水和熱,熱循環,保温養生,内部拘束応力低減 ダムに代表されるようなマスコンクリート構造物では,セメントの水和熱に起因する温度応力によってひび割れの発生が懸念される。温度ひび割れを抑制するためには,部材内部の温度上昇を極力小さくすること及び部材全体の温度をできるだけ均一にすることである。具体的な方法としては,部材内部のセメントの水和熱を外部に排出すること,コンクリート表面を保温または加熱して部材の内外温度差を低減することである。本研究は,部材内に埋設されたパイプ水を通水して冷却するパイプクーリングを利用し,部材内を通って暖められた水をコンクリート表面に配置したパイプに通水して,部材内部の温度の低減とコンクリート表面部の保温を同時に行う方法について,解析的な検討を行っている。 2003-現在
- 5.インピーダンス法を用いたコンクリート表面塩化物イオン量の推定に関する研究 インピーダンス,塩化物イオン,コンクリート,表面塩化物量,非破壊,含水率本研究では、インピーダンス法を用いた抵抗値や周波数から表面付近での水分量及び塩分量を定量的に評価するための方法についての可能性についての検討を行っている。 2003-現在
- 6.高炉セメントを用いたマス養生下でのコンクリートの力学的特性に関する研究 高炉スラグ,マス養生,積算温度,力学特性,圧縮強度,ヤング係数 マスコンクリート構造物の耐久性を損なう要因の一つに,セメントの水和熱による温度ひび割れがある.温度ひび割れの発生を防ぐためには,コンクリートの力学的特性・発熱特性を把握し,設計・施工する必要がある.発熱特性のうち,断熱温度上昇特性を把握するためには,高価で大型な断熱温度上昇試験機を用いる場合があるが,現場での適用には不向きといえる.本研究では,実構造物で断熱温度上昇試験機に代わり発泡スチロール製の安価な簡易断熱槽を用いて断熱温度上昇試験を行い,断熱温度上昇特性を推定すると供に温度計測よりコンクリートの温度依存性を考慮した力学的特性を把握することを目的としたものである.2005-現在
- 7.温度応力によるひび割れの簡易評価法に関する研究 温度応力,ひび割れ,発生確率,地域特性,環境条件,構造物形状,コンクリート配合,多変量解析 セメントの水和熱に起因する温度応力によって生じる温度ひび割れは、構造物の構造形式、境界条件、材料、配合、施工、気象条件等の影響を受ける。温度ひび割れ発生の可能性を事前に検討する場合には、セメントの水和発熱特性やコンクリートの熱特性、力学特性、外気温などの温度応力解析に必要な値を入力し、温度応力解析が行われる解析を行う。しかしながら、入力条件の設定や解析モデルの選定、要素分割など煩雑な手順を踏む必要があり、解析業務に経験豊富な技術者でないと効率的かつ的確に検討業務を行うことが難しいのが現状である。このような事前解析において、詳細な解析を行う前に概略の評価を与えることができれば、検討業務の効率化だけでなく解析業務に対して経験の浅い技術者に対しても、ひび割れ発生の可能性の評価を比較的簡便に行っていくことが可能となる。 本研究では、温度ひび割れ発生の可能性を簡便に評価できるシステムの構築を目的として、温度ひび割れ発生に大きな影響を与える要因とひび割れ指数(ある材齢での引張強度(N/mm2)と対象部位での最大引張応力(N/mm2)との比)との関係を求めて、簡便な評価法を提案するものである。本報文では、温度ひび割れの発生に大きな影響を与える要因のうち、セメントの水和熱に影響を与えるコンクリート配合および,打込み温度や,打込み後の温度変化に影響を与える外気温の変化に着目した簡便なひび割れ評価法の検討を行っている。 2006-現在
- 8.縮尺鉄筋を用いた可視化技術に関する研究 縮尺鉄筋,鉄筋模型,可視化,立体視能力 本研究は,現在の学生が不得意としている平面図面(2次元)からの構造物の立体視(3次元化)を行える技能を身につけさせるために,自らの手で鉄筋模型を組み,ミニチュアコンクリートを打込むことで,その能力を高めるとともに,構造上何故その部位に鉄筋が必要であるか等手を使って理解させるためのツールとするものです。さらに,自ら作製した小型模型を用いた構造実験を行うことで,構造設計の意味を知ることができます。 2007-現在
- 9.コンクリートの引張特性の関する研究 引張強度,直接引張試験,引張ヤング係数 セメントの水和に伴う体積変化によって生じるひび割れは,コンクリートの引張応力が引張強度を超えると発生する.体積変化に伴う収縮ひび割れ制御のためにはコンクリートの引張特性を正しく算定する必要がある.コンクリートの引張強度を求める試験法としては,割裂引張試験及び直接引張試験がある.割裂引張試験は,試験法として容易であるものの,セメントと骨材との界面の付着強度の影響を十分に考慮しているとは言えないことや,載荷点近傍で発生する圧縮応力の影響を受けるとの報告もある.一方,直接引張試験は,コンクリートの引張強度を直接得られる利点があるものの,供試体への引張力の伝達が難しいことなどから統一された試験方法は未だ確立されていないのが現状である.本研究は,新たに導入した引張強度と引張ひずみを同時に得ることが可能な直接引張試験装置を用いて,若材齢時コンクリート変形特性を明らかにすることを目的したものである. 2007-現在
- 10.温度・湿度がコンクリートの諸物性に与える影響に関する研究 湿度,温度,湿気移動,力学特性,圧縮強度,引張強度,ヤング係数 コンクリートの力学特性や変形特性は,時間依存性及び温度依存性を有しており,これまでの諸物性評価ではこれらをパラメータとした評価式が数多く提案されている。しかしながら,これらの諸物性は湿度依存性も有しており,特に若材齢時での強度発現には大きな影響を与えることが知られている。本研究では,この湿度影響も加味した力学特性を評価するための基礎的研究を行っている。 2009-現在
- 11.縮尺鉄筋を用いたコンクリートの構造特性に関する研究 縮尺鉄筋,構造,力学特性 鉄筋コンクリートの設計を理解するには,構造物がどのような変形特性や破壊性状を示すかを知ることが重要である.しかしながら,実施の構造物を試験することは不可能である.本研究は,鉄筋コンクリート部材を卓上で曲げ試験,せん断試験などの構造実験を行い,ひび割れ性状や破壊性状を可視化に寄与するため,縮小した鉄筋及びコンクリートが部材の力学的特性にどのような影響を与えるのかを把握することを目的としたものである. 2010-現在
- 12.縮尺鉄筋及びミニチュアコンクリートを用いて作製した縮尺鉄筋コンクリート模型による温度ひび割れ再現シミュレーションに関する研究 縮尺鉄筋,ミニチュアコンクリート,温度ひび割れ,縮尺模型,ひび割れ進展,ひび割れ発生源限界,ひび割れ発生時期縮尺鉄筋及びミニチュアコンクリートを用いて縮尺鉄筋模型(1/12の鉄筋コンクリート構造物)に,実構造物と同様な温度履歴及び拘束状態を与えて,温度応力によるひび割れを生じさせ,ひび割れ発生時期,ひび割れ進展などのひび割れ性状についてのシミュレーションを行うことを目的とした研究 2013-現在
- 13.赤外線を用いたコンクリート内の鉄筋腐食状況把握のための評価法の開発 赤外線,液体窒素,鉄筋腐食,断面欠損 コンクリート中の鉄筋の腐食状況を定量的に評価するための試験法の開発を目的として,コンクリート中に液体窒素を挿入し,鉄筋の腐食生成物による断熱効果を利用して,コンクリート表面への熱伝搬の違いから,鉄筋の腐食状況を把握する試験法を開発 2013-現在
- 14.赤外線によるコンクリート中の鉄筋腐食評価に関する研究 赤外線,非破壊,液体窒素,鉄筋腐食 2013-現在
- 15.インフラ診断ロボットシステムの研究 開発非破壊,電磁波,打音 2014-現在
- 16.赤外線による鉄筋の腐食状況把握に関する基礎的研究 非破壊検査,赤外線,鉄筋腐食,内部ひび割れ,冷却,温度変化 2016/04/01-現在
- 17.温湿度変化がコンクリートの乾燥収縮特性に及ぼす影響に関する研究 乾燥収縮,温度,湿度,ひずみ,ひび割れ 2019/04/01-現在
- 18.機械学習を用いた電磁波による内部欠陥判定への適用性に関する研究 機械学習,電磁波,内部ひび割れ,自動判定,内部空隙 2019/04/01-現在
- 19.体積変化に伴う収縮ひび割れの進展メカニズムと鉄筋との付着特性に関する研究 ひび割れ,体積変化,ひび割れ進展,付着特性,引張強度,ひび割れ強度 2020/04/01-現在
- 20.ひび割れ発生時強度とひび割れ幅に関する基礎的研究 引張強度,ひび割れ幅,温度応力 2020/04/01-現在
- 21.若材齢時コンクリートの温度依存性を考慮した力学特性に関する研究 若材齢,圧縮強度,引張強度,温度依存性,変形特性 2020/04/01-現在
- 22.高炉スラグ高含有セメント及びクリンカ細骨材を使用した場合のコンクリートの諸特性に関する研究 高炉スラグ微粉末,クリンカ骨材,材料評価,TSTM,熱特性,力学特性 2020/04/01-現在
- 23.温度ひび割れ指数算定のための簡易評価手法に関する研究 温度応力,ひび割れ発生,簡易評価,温度ひび割れ指数 2021/04/01-現在
- 24.水中不分離性コンクリートの初期流動挙動に関する研究 水中不分離性コンクリート,フレッシュコンクリート,水中挙動
- 25.コンクリートの温度応力によるひび割れ発生限界に関する研究 温度応力,ひび割れ,シミュレーション
- 受託・共同研究希望テーマ
- 1.若材齢時のコンクリートの収縮に関する研究 産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 共同研究
- 2.コンクリート構造物の非破壊検査に関する研究 電磁波や赤外線などの既存の非破壊検査機器を用いて,コンクリート内の鉄筋の腐食状況の把握や塩分浸透などの定量的な評価についての研究 上記のほかにも,超音波や打音による検査方法の開発についても検討を行っている産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 共同研究
- 詳細表示...
- 受託・共同・寄付研究実績
- 1.既設コンクリートの塩化物イオン濃度分析に関する検討 2019-2020 受託研究 企業からの受託研究
- 2.電磁波レーダを用いたコンクリート中の浮き判定技術に関する研究 2019-2020 受託研究企業からの受託研究
- 3.マスコンクリートの温度応力解析に関する検討 2018-2019 受託研究 企業からの受託研究
- 4.非破壊検査に関する研究 2018-2019 寄付研究 企業からの受託研究
- 5.桟橋コンクリートの実用的非破壊検査に関する研究 2018-2019 受託研究 企業からの受託研究
- 詳細表示...
- 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 1.コンクリート構造物の体積変化に伴うひび割れ予測評価手法の高精度化 基盤研究(C)一般 2018/04-2021/03 競争的資金
- 2.高炉スラグ高含有セメントコンクリートの温度ひび割れ制御技術の確立 基盤研究(B)一般 2015/04-2017/03 競争的資金
- 3.独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト/インフラ維持管理用ロボット技術・非破壊検査装置開発/インフラ診断ロボットシステム(ALPINIST)の研究開発 2014/04/01-2018/03 その他
- 4.細孔内自由水の移動によるコンクリート粘性発現機構の解明と支配的空隙スケールの特定 挑戦的萌芽研究 2014/04/01-2016/03/31 競争的資金
- 5.法政大学非破壊によるコンクリート表層部の塩化物量推定手法の開発 基盤研究(C) 2013/04/01-2016/03/01 競争的資金 塩化物イオン量の分布を推定するためには,表面塩化物イオン量及びコンクリートの拡散係数を求める必要がある。表面塩化物イオン量の測定方法は,分光分析方などいくつかの手法が提案されている。また,コンクリートの拡散係数を既往の研究など引用すれば,電磁波による鉄筋位置までの平均塩化物量と等価な面積となるように塩分量の分布を求めることができ,鉄筋位置での塩化物イオン量を推定することが可能となる。これらを検証するために,室内及び実構造物での測定とコア採取による塩分量分析結果との比較検討を行った。次に,中性化や凍害をほとんど受けていない構造物であれば,上記の手法での推定方法が可能であるが,中性化やコンクリート表層部の溶脱があるような複合劣化を生じている部材の場合には,電磁波による推定曲線と実際の塩化物イオン量とに大きな乖離を示すこととなる。例えば,ある海岸構造物での塩化物イオン量の分析結果と電磁波による推定結果を比較した場合,両者には大きな差異が生じる場合がある。また,中性化がそれほど進行していないにも関わらず,塩化物イオン量の最大値はコンクリート内部に大きく移動していることがある。このような塩化物イオン量の変化が何に起因しているのか明らかとするために,採取したコアの各深さでスライスした試験体から,数カ所からサンプルを採取し,ポロシメータを用いて細孔構造を調査した。さらに,施工条件,環境条件(波浪,風速,温度,湿度など)及び経過年数などとの関連性を調査した。調査対象は,25年度は沖縄2箇所,九州2箇所,関東地区1箇所で行い,調査個所内においても上記の条件,特に経過年数の異なる箇所からできるだけ多くのサンプルを採取し,検討を行った。
- 詳細表示...
- 書籍等出版物
- 1.トコトンやさしい土木施工の本 159 日刊工業新聞社 2024/01/31
978-4-526-08318-1 土木施工は道路、ダム、橋などの構造物を造るために欠かせない技術である。多くの書籍ではそれらの施工法を解説しているが、そもそも施工はヒト・モノ・カネ等によって大きく変化する。本書では安全性、コスト、工期や、構造形式、使用材料、環境条件などの土木施工を成り立たせる様々な因子に着目し、土木施工とは何かを広く解説する。
- 2.トコトンやさしい土木技術の本 溝渕 利明 160ページ 日刊工業新聞社 2021/03/30 978-4-526-08125-5
- 3.よくわかるコンクリート構造物のメンテナンス 溝渕 利明 日刊工業新聞社 2019/09/27
- 4.トコトンやさしいダムの本 溝渕 利明 日刊工業新聞社 2018/07
- 5.図解絵本 工事現場モリナガ・ヨウ,溝渕利明 ポプラ社 2016/03
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- 1.トコトンやさしい土木施工の本 159 日刊工業新聞社 2024/01/31
978-4-526-08318-1 土木施工は道路、ダム、橋などの構造物を造るために欠かせない技術である。多くの書籍ではそれらの施工法を解説しているが、そもそも施工はヒト・モノ・カネ等によって大きく変化する。本書では安全性、コスト、工期や、構造形式、使用材料、環境条件などの土木施工を成り立たせる様々な因子に着目し、土木施工とは何かを広く解説する。
- 論文
- 1.材齢時におけるクリープの影響を考慮したヤング係数の低減係数に関する評価 2020 芦澤 良一, 溝渕 利明, 泉 宙希 セメント・コンクリート論文集 73/ 1, 200-207 0916-3182 (URL) 一般社団法人 セメント協会 温度応力解析では、クリープの影響はヤング係数に低減係数を乗じた有効ヤング係数による剛性低下として考慮される。しかしながら、この低減係数は、セメント種類やコンクリート配合、温度履歴などによらず同じ値が用いられている。本研究ではコンクリート温度がヤング係数の低減係数に及ぼす影響を評価することを目的とし、温度履歴を要因として一軸拘束試験装置を用いた実験的な検討を行った。その結果、クリープの影響を考慮したヤング係数の低減係数は、温度履歴によって異なる値を示すことが確認された。また、その値は温度上昇速度や最高温度、応力が作用する期間と相関性が高いことを確認した。
- 2.A study on defect monitoring of concrete with machine learning of the Impact-Echo spectrogram 2020/09 2).SIMBO HIROSHI, MIZOBUCHI TOSHIAKI, OZEKI TOMOKO, NOJIMA JUN-ICHIRO STHE INDIAN CONCRETE JOURNAL 74-82 研究論文(学術雑誌) 共著
- 3.Study on the Influence of Minor Constituents in Blast Furnace Slag Rich Cement on the Thermal and Mechanical Properties of Concrete 2019 Mizobuchi Toshiaki, Ishizeki Kohsuke, Sagawa Takahiro, Kanda TetsushiJournal of Advanced Concrete Technology 17/ 1, 46-61 1346-8014 (URL) 公益社団法人 日本コンクリート工学会.
- 4.高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの温度影響を考慮した諸特性に関する研究 2019 泉 宙希, 新井 淳一, 持丸 史弘, 溝渕 利明 セメント・コンクリート論文集 72/ 1, 217-224 0916-3182 (URL) 一般社団法人 セメント協会 本研究は、産業副産物である高炉スラグ微粉末の有効利用及び利用拡大を目指して、多量添加した場合のコンクリートの諸物性への影響、特に熱特性及び力学特性に着目した検討を行うことを目的としたものである。本研究では、温度応力解析に必要な設計用値の主たる物性値を把握できる簡易物性評価試験装置を用いて、温度影響を受けたコンクリートの諸物性を把握するとともに、それらの物性値を用いて温度応力解析を実施し、高炉スラグ微粉末を60%以上添加したコンクリートのひび割れ抑制効果について検討を行った。
- 5.Research and Development of Infrastructure Diagnostic Robot System (ALP) for Detailed Inspection of Concrete Structures at Elevated Heights 2019 Nojima Junichiro, Mizobuchi Toshiaki, Hayashi Kenji Journal of Advanced Concrete Technology 17/ 9, 526-541 1346-8014 (URL) 公益社団法人 日本コンクリート工学会 This paper describes the research and development of an inspection diagnostic system that applies robot technology to the detailed inspection of infrastructure such as concrete walls in high places. ALP uses a vacuum suction pad improved by testing on real structures as a moving mechanism. ALP is also fitted with a measurement system that consists of a high-resolution camera, an electromagnetic wave radar, and a hammering sound diagnostic device. The result is a highly capable self-propelling inspection system that can carry out detailed inspections of infrastructure in diffi-cult-to-access locations such as high places.
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- 産業財産権
- 1.Processing method of surface of light weight aggregate *
- 2.Construction method of corrosion resistance pile *
- 3.Mixing method for cooling off concrete *
- 4.non-destructive inspection method for measuring crack-depth *
- 5.軽量骨材およびその表面処理方法(特許第3012615号) *
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- 受賞
- 1.1989/08 日本コンクリート工学協会「優秀講演賞」受賞
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- 担当授業科目
- 1.2015 春学期 建設材料学基礎講義
- 2.2015 春学期 導入ゼミナール講義
- 3.2015 春学期 RC構造デザイン実習
- 4.2015 春学期 メンテナンス工学講義
- 5.2015 春学期 コンクリート工学講義
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- 所属学協会
- 1.日本コンクリート工学協会
- 2.ダム工学会
- 3.土木学会
- 4.2012/04-現在 Rilem
- 5.2004-現在 日本建築学会
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卒業論文・修士論文の一覧
ここでは、コンクリート材料研究室の研究室のメンバーが卒業論文・修士論文として取り組んだ研究のタイトルを掲載しています(2010年度以降)。修士論文の紀要は法政大学学術機関リポジトリへのリンクで参照いただけます。卒業論文の研究概要pdfは学内限定公開です。
2024年度
- 新井 智也
- CSGの諸特性に関する基礎的研究
- 川野 祐貴
- 若材齢時におけるコンクリートのクリープ特性及び引張特性に関する研究
- 中江 安里
- ヒドロキシ基・カルボキシ基の配置・数が異なる低分子有機化合物がセメントの初期水和反応に及ぼす影響
- 山本 陽向
- 機械学習を用いた電磁波によるコンクリート内部欠陥の推定に関する研究
修士論文
卒業論文
- 姜 明辰
- 体積変化に伴うひび割れの簡易推定手法に関する研究
- 小林 颯太
- コンクリートの内部欠陥推定における凍結・融解を伴う水分・熱移動評価手法に関する検討
- 島田 勇聖
- コンクリートのひび割れ幅進展挙動に関する解析的アプローチ
- 須藤 陽斗
- 若材齢時コンクリートの引張特性に関する研究
- 中田 大智
- 火山噴出物を用いた硬化体の砂防堰堤材への適用に関する基礎的研究
- 楢崎 浩太郎
- 赤外線を用いた機械学習によるコンクリート内部欠陥の推定に関する基礎的研究
2023年度
- 佐野 俊介
- 機械学習を用いた電磁波レーダ法による内部欠陥推定手法に関する研究
- 髙橋 佑典
- 若材齢時コンクリートの体積変化に伴う収縮ひび割れおよび引張特性に関する研究
- 渡邉 貴子
- セメントの水和反応およびモルタル凝結・強度発現に及ぼすヒドロキシ基・カルボキシ基を含む低分子有機化合物の種類の影響
修士論文
卒業論文
- 水口 寛斎
- 施工時に生じたコンクリートダムのひび割れ進展挙動に関する研究
- 李 晨暉
- コンクリートの内部湿度と乾燥収縮ひずみとの関係に関する検討
- 新井 千尋
- 赤外線法によるコンクリート内部ひび割れ状況の推定に関する基礎的研究
- 梅北 海人
- コンクリートの引張強度に影響を及ぼす変動要因に関する研究
- 木下 翔太
- 若材齢時におけるコンクリートのクリープ挙動
- 佐藤 七海
- フマル酸がセメントの水和反応及び諸特性に及ぼす影響に関する研究
- 西浦 柊介
- 温度ひび割れ発生の簡易推定手法に関する研究
- 山口 皓生
- 電磁波波形を利用した機械学習によるコンクリート内部ひび割れの推定に関する基礎的研究
2022年度
卒業論文
- 川野 祐貴
- 温度依存性を考慮したコンクリートの引張強度特性に関する研究
- 中江 安里
- ヒドロキシ基・カルボキシ基を含む低分子の有機化合物がセメントの水和反応及びモルタル強度発現に及ぼす影響に関する研究
- 中島 絢音
- 赤外線によるコンクリート内部欠陥推定に関する基礎的研究
- 灰谷 有紗
- 温度ひび割れ照査のための簡易推定手法に関する研究
- 宮本 侑磨
- 高炉スラグ高含有セメント及びクリンカー細骨材を使用したコンクリートのひび割れ抵抗性に関する研究
- 山本 陽向
- 機械学習を用いた電磁波による内部欠陥状況の推定に関する研究
2021年度
- 掛 来実
- 環境条件および施工条件がコンクリートの乾燥収縮に与える影響に関する研究
修士論文
卒業論文
- 渡邉 駿介
- 高炉スラグ高含有セメント及びクリンカー細骨材を用いたコンクリートの諸物性に関する研 究
- 池上 修斗
- 赤外線による表層品質の劣化状況把握に関する基礎的研究
- 今村 海翔
- 鉄筋コンクリートの体積変化に伴う収縮挙動に関する基礎的研究
- 井村 透
- 鉄筋コンクリートのひび割れ発生時強度およびひび割れ幅に関する基礎的研究
- 北 彗輝
- 簡易評価手法による温度ひび割れ発生に関する研究
- 染谷 悠介
- 湿度環境がコンクリートの乾燥収縮特性に及ぼす影響に関する基礎的研究
- 連田 崚介
- 若材齢時におけるマスコンクリートの温度依存性を考慮した力学特性に関する基礎的研究
- 松原 徹平
- 機械学習を用いた電磁波レーダ法によるコンクリート内部欠陥把握に関する研究
2020年度
修士論文
- 鎌田 逸希
- クリンカ―骨材を用いたコンクリートの諸物性に関する基礎的研究
- 新井 智也
- 極若材齢における力学特性に関する基礎的研究
- 緒方 莉子
- 電磁波レーダ画像を用いたコンクリート内部の欠陥状況把握に関する検討
- 小澤 恵斗
- 体積比表面積がコンクリート部材の乾燥収縮特性に与える影響に関する研究
- 久保田 匡勇
- 赤外線を用いた鉄筋腐食状況の定量的な評価に関する基礎的研究
- 佐野 俊介
- 機械学習を用いた打音検査による浮き判定評価手法の実用化に向けた検討
- 高橋 佑典
- 体積変化に伴う収縮ひび割れおよび進展メカニズムに関する研究
- 大道 脩平
- 鉄筋コンクリートのひび割れ発生時におけるひび割れ挙動に関する検討
卒業論文
2019年度
修士論文
卒業論文
- 川崎 一樹
- 体積変化に伴うひび割れ解析に用いる設計用値に関する研究
- 赤尾 陸馬
- 高炉スラグ微粉末添加型ジオポリマーコンクリートの力学特性
- 上坂 一平
- 温度影響を考慮した若材齢時のクリープ挙動の推定に関する研究
- 大貫 偉平
- 体積変化に伴う収縮ひび割れの発生メカニズムに関する研究
- 大野木 瞳
- 施工条件が温度ひび割れ発生に及ぼす影響に関する研究
- 尾関 遥
- 赤外線による鉄筋腐食状況把握に関する研究
- 掛 来実
- コンクリートの乾燥収縮特性に関する基礎的研究
- 佐々 凛太郎
- 温度影響を考慮した自己収縮特性に関する研究
- 都地 航平
- ダムコンクリートの温度ひび割れ発生の確率的評価に関する研究
- 藤原 茜
- 電磁波による鉄筋腐食膨張に伴う内部ひび割れの推定に関する研究
- 松下 凌大
- 機械学習を用いた打音による浮き判定に関する研究
2018年度
修士論文
卒業論文
- 池端 帆南
- ダムコンクリートの温度ひび割れ発生確率評価に関する検討
- 久木田 聡
- 壁状構造物を対象としたひび割れ発生確率に及ぼす影響因子に関する検討
- 清 智輝
- 機械学習を用いた打音検査による劣化診断評価の適用性に関する基礎的研究
- 内藤 大輝
- 温度影響を考慮した若材齢時コンクリートのクリープ挙動に関する研究
- 中村 美咲
- 非(微)破壊試験を用いたコンクリート表層部の劣化状況及び鉄筋腐食把握のための検討
- 坂東 真衣
- 若材齢時における体積変化に伴う収縮ひび割れの発生メカニズムに関する研究
2017年度
卒業論文
- 堀内 俊亮
- コンクリートダムの温度応力解析に用いる設計用値の検討
- 池田 翔太
- 電磁波レーダを用いた鋼材腐食による鉄筋コンクリートの劣化進行状況推定手法に関する検討
- 大橋 佳世
- 若材齢時コンクリートのクリープ挙動推定に関する研究
- 北畑 徹也
- 高炉スラグ微粉末の置換率及びセメント基材の違いがコンクリートの諸物性に及ぼす影響
- 胡 楚茵
- 施工時温度応力によるひび割れ発生及び進展の推定に関する研究
- 齋藤 滉太
- コンクリート表面の熱画像変化を用いた鉄筋腐食状況の推定手法に関する検討
- 佐藤 正弥
- 各種セメントを用いたマス養生下でのコンクリートの諸物性に関する研究
- リュウ コウケイ
- 実構造物を模擬した縮小模型実験による温度ひび割れ評価
2016年度
修士論文
卒業論文
- 東 裕人
- マス養生下における引張特性に関する研究
- 泉 宙希
- 鉄筋コンクリート中の鉄筋の腐食進行推定のための試験法に関する研究
- 金子 貴也
- コンクリートの塩分量布推定に関する検討
- 金平 峻
- 縮小コンクリート配合検討と縮小模型による温度ひび割れ評価
- 佐藤 周平
- 若材齢時のコンクリートの力学特性に関する検討
- 鈴木 一矢
- コンクリートのひび割れ発生限界と仕事量の関係
- 角屋 望
- 若材齢時のコンクリートのクリープ特性に関する研究
- 守田 京平
- コンクリートダムの温度ひび割れ評価に関する研究
2015年度
卒業論文
- 森 三四郎
- 温度依存性を考慮した若材齢コンクリートの収縮挙動に関する検討
- 赤池 弘之
- 各種温度条件下における若材齢コンクリートのクリープ挙動に関する研究
- 猪俣 亘平
- 実構造物における簡易物性評価試験による熱特性把握に関する研究
- 小田 昂洋
- 複合水和発熱モデルへの膨張材の組込みと練混ぜの相違が発熱速度に及ぼす影響に関する研究
- 北川 知輝
- 縮小模型による温度ひび割れ発生挙動
- 堤 雅隆
- 塩害及び中性化の影響を受けたコンクリート中の塩化物イオン量分布と細孔構造の関係
- 西山 慎一郎
- セメント種別及びマス養生下の温度履歴がコンクリートの引張強度特性に及ぼす影響
- 山田 大樹
- コンクリートの表面粗度が電磁波を用いた塩化物イオン量推定に及ぼす影響に関する検討
- 渡部 瑠依子
- 赤外線によるコンクリート中の鉄筋腐食状況の把握に関する研究
2014年度
修士論文
- 内田 真未
- 電磁波を用いたコンクリート中の塩化物イオン量将来予測推定手法
- 仙場 亮太
- 若材齢コンクリートの体積挙動およびひび割れ発生限界に関する研究
- 髙德 類
- コンクリートの表層品質の変化が塩分拡散に及ぼす影響に関する研究
卒業論文
- 尾内 陽介
- 若材齢コンクリートの自己収縮ひずみ予測式の開発
- 面来 洋児
- 高圧条件における水和物間の接合現象と変形機構の理解
- 小山 塁
- 縮尺鉄筋を用いた模型実験における温度応力によるひび割れ発生挙動
- 佐藤 裕之
- 赤外線および打音法によるコンクリート内部診断に関する研究
- 武井 斐史
- 複合劣化を受けたコンクリートの塩化物イオン量と細孔空隙の関係
- 中野 雅風
- 温度応力解析における設計用値の精度向上
- 二子石 秀哉
- 電磁波によるコンクリート中の塩化物イオン量推定精度向上に関する研究
2013年度
修士論文
卒業論文
- 冨士原 徹平
- アルカリシリカ反応抑制剤による抑制効果に関する研究
- 池田 歩
- 赤外線を用いたコンクリート中の鉄筋腐食状況の把握に関する研究
- 池田 拓海
- 水和に伴う温度変化がコンクリートの細孔構造に与える影響
- 大竹 大也
- 各種要因が電磁波による塩化物イオン量推定に及ぼす影響
- 春日 謙吾
- 縮小模型による温度ひび割れ発生メカニズムに関する検討
- 桑野 梢
- 複合劣化が塩化物イオン量分布に及ぼす影響に関する研究
- 長谷川 佑
- 軽量膨張コンクリートの活用に向けた線膨張係数と粗骨材界面性状の把握
- 広川 直人
- コンクリートの自己収縮の温度依存性に関する研究
- 福田 赳也
- 簡易断熱槽を用いたコンクリートの物性評価試験法の実用化に向けた検討
2012年度
修士論文
- 浅井 壮
- マスコンクリートにおける温度応力解析の精度向上を目指した研究
- 池田 大樹
- 電磁波を用いた塩化物イオン量推定による煙害の劣化状況評価に関する研究
- 橋本 亮良
- 高エーライトセメントと混和剤を併用したコンクリートのひび割れ抑制に対する有効性について
卒業論文
- 飯島 光
- 各種要因が膨張コンクリートの特性に与える影響
- 遠藤 悠輔
- ゼオライトによる汚染水中の放射性物質低減に関する基礎的研究
- 内田 匠一
- 高エーライトセメントにフライアッシュを置換したコンクリートの諸物性
- 内田 真未
- 電磁波による塩化物イオン量推定の精度向上に関する検討
- 柿本 啓太郎
- 各種コンクリートの温度応力に対するひび割れ抵抗性の推定
- 河崎 圭一郎
- 縮小コンクリートを用いた温度ひび割れ試験のための基礎的研究
- 仙場 亮太
- 各種非破壊試験を用いた鉄筋の腐食状況に関する基礎的研究
- 髙德 類
- 各種要因によるコンクリートの細孔構造の違いが塩分拡散に及ぼす影響
- 圓井 昇太
- コンクリート中の粗骨材分布がひび割れ発生強度に及ぼす影響
- 中村 一平
- 簡易物性評価試験法の実構造物への適用性に関する検討
2011年度
修士論文
- 小菅 望
- 膨張材と軽量骨材併用によるひび割れ抵抗性向上機構に関する検討
- 竹内 直也
- コンクリート中への塩分浸透停滞現象を考慮した塩分浸透推定に関する研究
- 橘 夏海
- マスコンクリート構造物における温度ひび割れ簡易評価法の提案
- 細川 大介
- 高炉スラグコンクリートの温度・湿度を考慮した力学特性を用いた温度ひび割れ評価に関する検討
- 村田 和哉
- 電磁波を用いた塩化物イオン量推定法の実構造物への適用
卒業論文
- 水野 政善
- 電磁波による塩化物イオン量推定方法に関する実験的検討
- 山岸 力斗
- 直接引張試験によるコンクリートのひび割れ発生評価
- 久慈 あすみ
- 塩害による劣化進行の評価手法に関する基礎研究
- 赤井 喬
- 温度応力解析の設計用値取得のための簡易物性評価法
- 兄父 貴浩
- 縮尺鉄筋を用いた縮小RCの付着特性に関する検討
2010年度
修士論文
- 今野 浩孝
- 高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの温湿度条件がひび割れ発生に与える影響
- 田中 峻
- 電磁波を用いた鉄筋コンクリートの塩分量推定における実構造物への適用性に関する検討
- 綱島 隆将
- 若材齢時コンクリートの材料特性とひび割れ発生限界に関する検討
- 松土 雄紀
- 縮尺鉄筋を用いたRC設計法確立のための基礎研究