研究室の活動紹介

環境共生型都市の構築を目指して

 人口減少、環境制約及び財政制約の時代の新しい都市づくりの方向性として、都市的土地利用の整序・集約化と自然環境の再生を目指し、持続可能な都市形成の構築について研究しています。具体的には人工衛星データを用いてヒートアイランドや生物多様性を考慮した、緑地や建物の配置を検討し再生地域の選定。次により詳細な検討のために各種GISデータを用いた都市空間評価指標の構築と地区レベルの空間分析を行っています。

 また、今後のまちづくりでは複数の代替案を作成し戦略的な計画アセスメントが必要になります。そこで、都市再生イメージを共有し住民参画を促すために、3次元バーチャルリアリティによる代替案の作成と評価手法の検討を行っています。

正規化植生指数(NDVI)
(白色ほど植生の活性度が高い)

郊外地域の自然環境を考慮した公共交通優先型再生地区の選定


研究室活動の特徴(学生による研究室紹介)

 空間分析研究室は、都市及び地域のあらゆる空間を対象として今後の人口減少・少子高齢社会を踏まえ、持続可能な都市づくりための研究を行っています。具体的には、実世界の自然環境(地形・植生)、社会基盤及び建物等の情報をデジタルデータ(空間情報)として整理・構築し分析する事により、目では見えない都市の実態を明らかにする事により都市空間の評価を行っています。

 本研究室ではまちづくり・環境・交通の3つをキーワードにして、研究生はそれぞれ専門の分野を選択し研究を行っています。まちづくりについては地域活性化手法として近年注目されている観光についても研究を行っています。環境では日本の都市のみでなく、海外の都市も対象とし比較分析を行っています。また、空間分析は平面に留まらず、高さのデータ・屋外広告物等の情報も読み込み、3Dの都市モデル(VR)を構築し、都市政策の効果・影響を目で見て分かるよう検討しています。


Urban/Regional Planning, Spatial Analysis, and Remote Sensing

We are studying sustainable urban formation for theimprovement and centralization of land usage in cities and the regeneration ofnatural environments by exploring a new direction in urban planning during thecurrent era of depopulation and environmental and financial restrictions. Usingsatellite data, we have selected target regions for regeneration and examined thearrangement of greens and buildings with respect to heat islands andbiodiversity. For a more detailed examination, we establish an evaluation indexof urban spaces and analyze spaces at the district level, on the basis of GISdata. Future community development will require the formulation of alternativeproposals and strategic planning assessment. We are currently makingalternative proposals and examining evaluation methods using three-dimensionalimages in virtual reality with the intention to share these images for urban regenerationand encourage citizen participation.