研究室の活動紹介

土木構造物を支える基礎技術の開拓

 私たちの生活を支える社会インフラとしての土木構造物には、鉄やコンクリートをはじめとする様々な材料が用いられています。近年の開発された材料も含めそれらの力学的特性を実験および数値解析によって明らかにし、過酷な環境条件や複雑な外力状態を考慮した土木構造物の最適設計に関する研究を行っています。

 これまでの主要なテーマは、数値解析による橋梁鋼・コンクリート合成床板の疲労耐久性の検討と、コンクリート細孔に存在する凝縮水の圧力変動と移動をモデル化するための実験研究です。前者では、鋼材あるいはコンクリートそのものの疲労特性だけでなく、シアコネクタの形状や境界面の付着性状、作用する荷重の履歴によって破壊形態が異なることを明らかにしてきました。一方、後者では、異なる載荷速度と荷重レベルに対する、乾/湿コンクリートの力学的応答をようと試みています。コンクリート中のミクロな水の存在が持続荷重、繰返し荷重、衝撃荷重といった様々な荷重に対するマクロな応答に影響を与える可能性があるのです。これらの様々な外力を受ける構造物のすべてが研究対象です。

実験結果

解析結果


研究室活動の特徴(学生による研究室紹介)

(1) 定例ゼミ
授業期間中は,週1回定例ゼミ(90分)を必ず全員で行っています.定例ゼミの主な内容は,①1週間の活動報告(口頭で簡単なもの・全員),②研究発表(担当者),③輪講(全員)で,司会進行役は4年生が順番で担当し,発表は大学院生も含めて全員が担当します.学生が自主的に運営し,自ら議論に参加することを重視しています.
*定例ゼミの見学は自由です.スケジュールについてはお問い合わせください.

(2) 研究ミーティング
定例ゼミのほかに,研究グループごとに2週に1回のペースで先生とのミーティングを行っています.個別の細かい相談やそれに対する先生からの指示はここで行われます.

(3) 合宿
夏休みには全員で1泊程度の合宿を行います.研究に必要な体力と精神力を養うことを主たる目的としています.

ゼミ合宿

ゼミ合宿


(4) 学外活動(学会,現場見学等)への参加
年間を通じて,学術発表会やシンポジウムへの自発的な参加が推奨されています.共同研究先との打合せや合同で行う実験・計測などには,担当学生は学年に関わらず必ず参加し,積極的に役割を果たすことが求められます.また,年に1回以上は全員参加の現場見学会の機会が設けられています.

(5) その他
大学の授業期間外には定例ゼミはなく,基本的には学生が自ら希望しなければ先生との研究ミーティングは行いません.ただし,夏期休暇の前には各自が旅行や帰省の計画も含めた上での研究計画をたて,全員の前で発表を行います.各自の有言実行が求められます.

所属学生の活動実績
1. 対外発表
学生の対外発表実績はこちら

2. 受賞等
第70回土木学会年次学術講演会優秀講演表彰:植田祐司(修士1年)
第68回土木学会年次学術講演会優秀講演表彰:荻山陽太朗(修士1年),真部洋大(修士1年)
平成26年度土木学会大会 橋梁模型コンテスト出場:新井基悦,石井雄大(2014.9)

3. その他
◆研究室ニュース:http://lab13.ws.hosei.ac.jp/wp/
◆学生ブログ:https://www.facebook.com/lab13.fujifuji

RC, PC and Steel-Concrete composite structure Bridge engineering

Our strategy in solving structural problems in the civil engineering field begins with our understanding of material science and structural mechanics. Currently we are tackling the fatigue problem of steel-concrete composite structures, like bridge decks and connection between wind turbine and its foundation. Their failure modes depend not only on the fatigue properties of individual constituent materials but also on their structural shapes and interface bonding – how the constituents combine. Moreover, the kinematics of micro pore water affects plasticity and elasticity in structural concrete that is subjected to various external forces, such as sustained load, cyclic load, and impact. To develop these lines of inquiry and proceed to solutions, we actively conduct both numerical analysis (non-linear FE analysis) and experiment.

◆More information in ENGLISH:http://lab13.ws.hosei.ac.jp/wp/